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愛宕の山も今宵をかぎり? 2004/10/11の日記 |
10月11日 (月) |
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今日は家族で京都の愛宕山(924m)にある、愛宕神社に参拝してきました。始めからそこに行こうとしていたのではなく、本当は清滝川沿いにハイキングして、神護寺に向かう予定だったのです。
ところが、入り口でどうも間違ってしまったようで、「清滝川からどんどん離れていくなぁ。でも、さっき道を尋ねたおじさんによると、最初は離れるけど、また戻るからって言ってはったし・・・」てな感じではぁはぁ息をきらしながら、急な山道を登っていったのです。そのうちしんどすぎて、清滝川のことなどすっかり忘れ、ただひたすら目の前の石段を登ることに集中していました。
かなり登ったところで、[神社まであと2,5km]という看板を目にし、「んっ?神社?お寺じゃないの?」と思ったときにはっとしました。そこで、休憩をとっていらした方に「この先には何があるのですか?」とバカな質問をすると、恐れていた答え「愛宕神社ですよ。」が返ってきました。
引き返すにはもう遅い!登るしかない!!とそのまま登っていきましたが、「帰りも歩いておりるの~?」「川のそばが良かったのに~」と文句を言う子ども達。「まぁ、こっちは下の景色が見られるし。」と言い訳しながら登るも、実際キツイものがありました。「(ラボサマーキャンプの野外活動にある)黒姫や大山登山ってもっと大変なんだろうねぇ。」
下からず~っとお地蔵さんに手を合わせ(休憩も兼ねる)、上から下りて来られる方々に励まされながら2時間半、ようやく神社に!急に子ども達の足取りも軽やかに。「昔の人は、よくこんな所まで資材を運んで、神社やそれに続く石段なんかを作ったもんだ。」と感心しました。
お参りして、ぺこぺこのお腹をお弁当とおやつで満たし、「さぁ、帰ろ。」山の上は結構寒かったのでした。野活の装備がいるよね、なんて話も。帰りは、楽しくおしゃべりもはずみ、道々お地蔵さんに感謝を込めて手を合わせながら、2時間近くかけてバス停の所まで戻りました。
電車の中から、「あれさっき登った山とちがう?高かってんなぁ。」「また登りたい?」と訊くと「もう、いい。」「でも、よかったよ。」
「山道ですれ違う人と挨拶するやろ。あれがだんだん楽しくなってん」「でも今度こそは、清滝川沿いに行こうな。」など、愛宕神社参拝は、これが最初で最後になるかもしれないけど、心を満たしてくれる体験となったのは言うまでもありません。
ああ、でも明日のラボで、ソング踊れるか心配・・・今晩は、脚に湿布貼って寝ます。
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